2007/12/26
デザイン評価ツール・・・その4
デザイン評価ツール・・・
デザイン評価ツール・・・その2
デザイン評価ツール・・・その3
のつづき。まだやるか(笑
要は、
「汎用性の高いツール」、これって現場支援ツールになるの?
です。
で、
汎用性の高いツールを作るのは簡単です。
いや、簡単というのは語弊がありますが、要は理詰めで出来るわけだし、汎用性という大鉈を振るって、瑣末?!な現場視点を排除できるわけだしね。
閑話休題。
で、本来的な問題は、それが現場で使えるのか?現場に必要なものなのか?であると。
汎用性の高いツールの方が時代耐久性(いつまでも使ってもらえる)があるという見方もあるでしょう。特に広告代理店やコンサル業界だと。
あとは、
デザイナーさんの感性や右脳に任せる!
という風土があるなら、私も喜んで、ダイナミックな(大胆にばっさり削ぎ落とした)汎用性の高いツールを作って見せますよ。(と、大見得を切ってみる<笑)
2007/12/24
デザイン評価ツール・・・その3
デザイン評価ツール・・・
デザイン評価ツール・・・その2
のつづきです。
「汎用性の高いツールは必要か?」について
商品・サービス等の評価、これを公平な結果判断したいと思うのは、ま、普通のことですね。
一企業でも、多種多様な商品・サービスを消費者に提供してるわけですから。
ま、自動車メーカーだと基本的に自動車だけですが・・・
普通に考えて、社内の多岐にわたる商品ジャンルを公平評価したいでしょう。
でも、それにはかなり大きな壁にぶち当たります。
その時は、一企業の商品だけだと、組織的にも「諸々の大人の事情」が出てきて、組織的にいっこうに進みません(マジ、ホントに)
例えば、「広く大衆向けの□□という低額商品と、富裕層向けの△△という高額商品を横並びで評価されても困る」とか、「○○という商品は、営業とか広告とか全社的なバックアップがあったからだ」とか、
で、例えば、ユニバーサルデザインとかユーザビリティとかに、公平な目を期待したくなります。「使いやすさ等」を評価・判断する時の、一律の基準がほしいわけです。
(広く外に向くのは良いことです。企業って、他の業界の商品・サービスのことを本当に知らないですからね)
なので、マーケティング業界でも、広く売れる【指標化】【汎用性の高いツール】を検討したりもします。
というか、そういうことをしたがります。
#嫌いです!
2007/12/22
デザイン評価ツール・・・その2
デザイン評価ツール・・・
のつづきです。
#商品企画・デザイン企画・ブランド戦略のための【支援方法】は私にとってのマーケの命題かも。
で、「ツール」ではなく、その「運用」であり「体制」が重要だなと感じる、今日この頃。
本来的には、ユーザーのデザイン評価の視点・構造を計り、
★ユーザーの評価をデザイナー側に翻訳する、さらには
★ユーザーとデザイナーとの評価視点の共通言語化を計る
ことが目的な訳だけど、、、
「デザイン(商品)評価ツール」が出来上がると、弊害が発生します。
運用が形骸化する(要はルーチンワーク化する)ことで、翻訳作業や共通言語化がなされず、サーベイだけとなり、結果的に
●製品のデザインイメージ調査、さらにはブランドイメージ調査
だけとなってしまう。
そのブランドが持つイメージが次期型にも継承されているかのチェックだけになるとか。
さらに、デザインやブランドイメージの「ユーザーの評点」を得ることができてしまうがために、
●商品評価のうちのデザイン要素の占める割合
が計れてしまい、
●商品でなく、デザイナー(技術者)評価
にも使えてしまったり、、、、、、
ということで、、、デザイナー&デザイン側全体の管理ツールにも使えてしまうのです。
そして、このツールの本来的な意味がなくなってしまうのです。
2007/12/20
2007/12/19
デザイン評価ツール・・・
数値化は何のため?
の冒頭で書きました。
===
技術セクションの方からのオーダーは、得てしてまとまりがないものが多いです(笑
===
で、どう展開・進展していくかを考えた時に難題が多くなります。
最終商品に近いデザインセクションの人でも・・・
そう、デザインの話しで言うと、、、
マーケでは例えば、「デザイン評価ツール」なんてものを企図したりします。
これは、もともとデザイナー向けのもので、
●一般消費者がどんなデザインを求めているかを知る
●デザイン嗜好に合わせた、設計・デザインをしやすくする
ためのツールの開発を企図しています。
要は、デザイナーのために、
●上市された商品のデザインが企画側の狙い通りにはまっているか
●次期開発のためのデザイナーの参考情報を得る
という支援ツールな訳です。
これらは、メーカーで言うところの開発側の支援ツール
「売り手」ではなく「作り手」のためのマーケティングなのです。
べたで言うと、【営業】ではなく【工場】側です。
お、
マーケティング費用<研究開発費用
で書いたけど、
「技術・開発セクションを別会社にしてる企業も少なくないよね」と。
大塚製薬工場とか、本田技術研究所とか。
※「別会社」というより、メーカーの基本として、作り手=工場が【本家】なんでしょうね。
#ホールディングカンパニーなんて、、、大人のゲーム?
2007/12/18
何でも数値化は出来るけど・・・
ま、アンケートしてしまえば何でも数字にはなります。
マーケティングリサーチでも、実験計画でも官能調査でも、、、
ファクトベースでないものも、ま、数字になるわけです。
===
「○○を知っていますか?」という問いなら、
人間の記憶は曖昧だとしても、一応ファクト(事実)ですが、
「あなたはおしゃれですか?(おしゃれだと人から言われますか?)」という問いに、
「そう思う」との回答がファクトか否かは???なわけです。
===
あと、例えば、そうだな~、例えばデザインイメージについてですが、
===
①「あなたが○○に望む、デザインのイメージは?」との問いに、
「かわいい」デザインという回答があった場合
と
②「この商品のデザインイメージをお知らせください」との問いに、
「かわいい」という回答が合った場合
===
①と②は、多分意味が違います。
①の「かわいい」は「Good」に近いと思います(特に女性の場合)。で、②の「かわいい」は「Cute」とか「Pretty」に近いかなと。
2007/12/17
数値化は何のため?
技術セクションの方からのオーダーは、得てしてまとまりがないものが多いです(笑
リサーチかじっただけとか、統計かじっただけの人よりは、ずっと前向きな議論が出来ますが・・・
気持ちは分かりますが、それは数値化できないよー・・・とか。
大昔のことですが、
クルマの魅力要素として、エクステリアデザインとインテリアデザインの構成比は?(2つだけとして、6:4とかを知りたいと)という問いかけがありました。
ま、今は【AHP】(今?、少なくともその当時は知らなかった)とかいう解析手法もあるみたいだけど、
当時は困りました。
※どちらにより注力すべきかということを数値化したいという話しは、昔以上に多いようです。
で、今、同じ問いかけがあったとしても、私は断ります。
いや、断りたい(笑
いや、お遊びならやってみるのも楽しいかな(笑
(こんなことにお金使っていいのかなと思いますが・・・)
2007/12/15
マーケティング費用<研究開発費用
マーケは管理セクションではない!
では、心穏やかな私にしては珍しく厳しい口調?で、某自○○メーカーの話しをしました。
で、この話しをつづけます(笑
というのも、「大手メーカーは流石にすごいや!」と思ったので。
大昔にも同じようなことがあり、その時も思ったのですが、、、
===
某メーカーの某セクションは、マーケティング費用の無駄を無くすべく「管理セクション」としての権限を強めてきました。
プロモーション活動や広告費もそうでしょうが、まずはリサーチ費用が標的でしょうね。
#ま、それはそれで正しいと思います(笑
が、、、流石、製造業。良きモノを作ってなんぼ、の世界。
!!!そう【研究開発費】です。
その手があったか!
そりゃそうだ、【研究開発費用】は削ってないよな!
===
【研究開発費】を使ってのリサーチ・研究が増えていくのでしょう。
#「結局、マーケは、メーカーでは偉くなれない!」
#「やっぱ技術ありきだな」と(笑
技術・開発セクションだけ、別会社にしてる大手企業も少なくないよね。
大塚製薬工場とか、本田技術研究所とか。
消費財メーカーの使命は・・・
メーカーは、よりよきモノを作って、生活者に提供するのが使命です。
#違うかな?
でも、最近なんかおかしくない?
企業としての利益効率が最優先で、使命とか企業理念とか企業ドメインが無視されてる気がします。
(食品業界の賞味期限偽装とか、そんなレベルの話しではなく)
効率のため(だけ)に、マーケティングが利用される傾向があるような。
効率追求以外は、マーケティングが不要とされてるような。
(効率も重要なテーマで、マーケはそれに応えられる可能性を秘めてはいますけどね)
ちがーうっ、ちがうんだよーー。
上手く言えないけど、、、そればっかじゃないんだよと。
(短期的に)儲けることだけが最重要課題ではないんです。
・・・企業は、儲け続けないと存続できない?
・・・発展・繁栄には資金力が必要?
これに反論は出来ませんが・・・
2007/12/13
オーバーチュア「キーワード検索ツール」の再開を求む!
Google色々・・・
で、さらっと触れた「オーバーチュア」。
この中に、優れものの「キーワード検索ツール」というのがありました。
今はもう利用できないのですが・・・
今さらながら、再開を期待したいものです。
検索数の推移を見たりにはとっても便利でした。
例えばがこれ。
キーワード「サプリメント」での、検索数の結果、
それを加工したものです。
なかなか面白い傾向が見えます。

2007/12/12
マーケティングは科学か?
アウトソーシング先としてマーケティングをしている上では、
科学という【ハク】に頼った方が楽です(笑
科学というか学術というか、テクニックというかツールというか・・・
いずれにしろ、何かに頼れると有難いわけです。
というのも、マーケは説得のビジネスとも言えるわけですから。
(ビジネス限定だと思うけど)
でも、それだけではマーケティングの実際には対応できません。
右脳が大活躍して、左脳がバックアップすることが多いと思います。
特に商品企画(~ブランド戦略まで)の『実際』では!
要は後付けの役作りです。
良い言い方をすれば、懐の深さ・バックグラウンドにある情報や引出しの多さ・・・
担当者個人の能力の発揮・・・
(組織ではなく個人だと)
それがマーケティングする楽しみだと思います。
#少なくとも、科学を効率だけに使うのはどうかと・・・
2007/12/11
DSテレビ買いました
あ、そうそう。言い忘れてました。
「DSテレビ」買いました。
DSについては、
ニンテンドーDSの可能性
ニンテンドーDSの可能性②
ニンテンドーDSの可能性③
DSブラウザー買いました
など、色々書きました。
ま、おもちゃですが、なかなか発展性がありそうです。
DS携帯音楽プレイヤーなんてのも面白そう。
で、DSテレビはオンライン販売のみです。
2007/12/10
マーケは管理セクションではない!
マーケの成功事例として、某自○○メーカーの例があったりします。
マーケ業界からの人材が上手く機能(?)した例として。
でも、どうなんでしょう?
はっきり言って私は違うと思います。というか、前途多難だと。
トップの方の発言には含蓄がありますが・・・
勝手に「管理セクション気取り」なだけで、マーケも分からなければ自○○のことも知りません、ってな人材が集まってるだけな気がしてなりません(個人的な印象です)。
何だか、部署内の上のご機嫌伺いをしてるだけで、セルフジャッジができない人材ばかりになってません?
(一番、勉強してる部署らしいけど、、、ナレッジの蓄積・部内共有・全社展開まではかなり遠そうな気がします<部外者のくせに偉そうですみません)
#ちょっと言いすぎかな。私の個人的な恨みに聞こえたならお詫びします。ただの感想です。他の会社と大きく違うので、敢えて言ってみました。
2007/12/09
旧インフォプラントのプレスリリース
顧客情報、購買情報まで届かない・・・
というか、有用情報が使えない・・・
・・・歯がゆい、痒いところに手が届かないというケースが多々あります。
ヤフーバリューインサイトというか、旧インフォプラントのプレスリリースにこんなのがあります。 ちょっと古いですが。
会員管理サービスを開始
~会員管理ノウハウを元に、企業の会員組織を活性化~
インパクトはないけど、いいとこ突いてるなと思います。
物販・流通を始めとして、メーカーも通販サイトがあったり、総合的な会員管理をしてたりしてて、とても有用な「顧客情報」「販売データ」(個人情報という意味でなく)を持っています。
しかし、宝の持ち腐れ状態の企業がかな~りあります。
いわゆるマイニングしてくれ!と言わんばかりの宝の山が眼前にあるわけです。
また、マイニングに限らず、単発リサーチでも、この「顧客情報」と(個人情報を除いた情報と)紐付けしたいと思うわけです。単発のリサーチでは痒いところに手が届かないので。
ですが、紐付けさえなかなかできないという壁にぶち当たります。
個人情報?絡みだと、企業側は腰が引けます。
部署も違ったりで。個人情報抜きといっても、もとのデータソースは個人情報付きであり、グレーゾーンもあったりで、何かと面倒な感じがするわけです。
そこら辺がクリアになったとしても、企業にとっては大切な資産なので「外に出してはいけない」という雰囲気が蔓延しているようなのです。
#webマーケ会社やデータセンター系企業、コンサル会社や大手広告代理店・大手商社系では、色々取り組んでいるようだけど・・・・・・>いや、汎用的で儲かるとこにしか力を注いでないだろうなぁ~
#クライアントトップ企業は自前でやってそうだけどね
2007/12/08
企業の適正規模は・・・
自動車メーカーの就業者数って多すぎない?
本気でそう思います。
バブル前もそう思ったし、バブル中もそう思ったし、バブル崩壊後もそう思ったし、今でもそう思ってます。
日本の基幹産業だから、大量の雇用者を抱えてくれる社会的な責任も大きいのですが・・・
良い商品を作るのに、こんなに大勢いらないと思うのは私だけ?
色んなことしてる人が多いなら良いんだけど、不要なところに一杯いたりとか、、、
2007/12/07
マーケティングとは何ぞや?<知らんがな(笑
マーケティングとは何ぞや?
という話題はあちこちでありますね。
これはとても難しい命題です。で、私にはよく分かりません。
マーケティング関連の協会やら業界団体やら学者さんたちがいわゆる定義を出してたりします。
ま、それらも時代とともに変化したりもします。
で、AMAの定義が2004年に変わったらしい。(ココ、何気に分かりやすいかも↓)http://blog.mitsue.co.jp/archives/000236.html
マーケには特定の主体はないと思っています。
マーケティングを仕事としていると、どうしても主体は企業?非営利も含めた組織?
と考えてしまうし、その方が理解しやすいですよね。
でも、主体はないと思うんです。主体がない方がいいと思います!
普通に考えると、売上や利益を求めて効率化を計る!という方向性に向かいやすいと思います。効率化が計れた時に成功という表現もされますが、それだけではないはずです。
組織存続としては、売上や利益が最優先でしょうけど、、、
長期的というか「存在理由」とは違うかもと。(誰にとっての存在理由かは、また難しい問題ですが・・・)
組織存続しないことにはどうしようもないんでしょうけど、
例えばメーカーなら生活者に対して「より良きモノ・サービスを提供する」とか。
漠然としてるし、オプティミズムすぎかもしれないけど、衆知の極みがあるのではと思う。
う~~~ん、ずっと上手く表現できないでいる話しなのです・・・・・・(失礼)
マーケの存在理由がないからなのか(笑
2007/10/29
2007/10/25
TOKYO MOTOR SHOW 2007
2007/10/23
バブルへGO!(not映画)かも・・・
ちょっと前、映画「バブルへGO!」観ました。レンタル開始になっていたので。
バブルの頃、ヤンエグ(死語だな)だった>笑
ので、かなり笑えましたよ。
閑話休題。
数年前から、最近の景気・景況感はバブルの再演か?!と言われてましたね。 (金融筋の見解は全く違うのでしょうけど)
40歳以上の人なら誰もが「最近、バブルの頃と雰囲気が似ていない?」と。 (ミレニアム直前のネットバブル&崩壊、というシャボン玉レベルではないけど、、、)
※気になるのは、、、直近の開発、、、
(都心湾岸地区の開発や大型SC出店は、まだバブルの残像というか、 粛々と企画が生き残っていたのかなと思えるのですが、、、)
ここのところの有楽町周辺エリアの再開発を見てると、「バブルへGO!」???
と脳裏をよぎります。
私自身、開発関係の仕事もかじった経験があり、商業施設企画のプロジェクトの中で、スクラップ&ビルドにも直面しましたし、再開発関係のフィジビリティスタディもしたり(スタッフレベルですけどね) してました。
なので、いや~な感じがしてます。
で、東急不動産が銀座東芝ビル(数寄屋橋のINGS阪急の入っていたビル)を買ったそうです。
バブルの時も手堅かった(というか乗り遅れ?)東急不動産が・・・
財閥系不動産会社でない東急不動産が・・・
なんか、いや~~な感じがしません?
2007/10/21
2007/10/20
ネットスーパーマーケット
パソコンの奥底に以前書いたメモを見つけました。
きっと、ココのネタにしようと思ったんでしょう。
それはただ単にこんな記事のURL。今年の1月でした(笑
「ヨーカ堂が首都圏全域でネットスーパー展開」
だいぶ前からネットスーパーの可能性は模索されていました。
が、なかなか軌道に乗らない。
で、今が割と良いタイミングかもしれません。
いや、やはりまだまだか・・・
生協とか、ヨシケイの食材宅配より便利になりえるかも、というレベルですが・・・
面白い発想で何かが生まれるかも。
2007/10/16
経営手腕?
ま、私自身には無縁なのだが・・・
ふとTVをザッピング(死語?)してたら、カンブリア宮殿に「吉野屋(ホールディングス)」の社長が出てました。後半10分も観てませんが、これまでの厳しい経営の話しでもしてたんでしょう、きっと。
しっかし、何で吉野屋って潰れなかったんでしょうね?牛丼なかったのにね。
※これこそが経営手腕なの?
これと逆かなと思い浮かんだのが、三洋電機。
結構面白い発想の商品が出てるよね、売り方も含めて。洗濯機とか炊飯器とか、電池とかも。所詮儲からない「白物家電」ばかりという議論はさておき。
社内というか、、、マーケとか現場はくさってない証拠だと思う。
しかし、会社全体としては上手くいっていないとか?!
※これは経営陣の力不足なの?
難しいですね!
2007/10/14
2007/09/22
マクロミルの動向・・・その後
お盆明けに書いた、「マクロミルの動向」、、、
その後の展開が9月10日にマクロミルより発表されました。
当日にチェックはしてたので、早くブログに書かないとマズイかなぁ~
とか思ったりしてたんですが、何だか面倒で本日になりました。
今さらでしょうが、展開とはこれ↓
「ニールセン・カンパニー株式会社の事業一部譲受に関する基本合意の解消について」
残念です。POSデータの利用価値の広がりがあるかもしれないと思っていたので・・・
POSデータ関連市場では、実質、インテージのガリバー状態となってしまうようです。いや、近年はもうガリバーだったのかもしれませんが。
いずれにしろ、マクロミルの食い付きの良さ&見切り・決断の早さには敬服します。
これが経営センスだと思い知らされました。(株価の話しは別として)
2007/09/01
iPhoneちょっと触ってみた

これ、かなりいいです。
外観のスタイリングや質感がいいというのもあるけど、
タッチでの操作性が感覚的に分かりやすいです。
(画像を見る時のタッチ操作で、指のスライドで「送り・戻り」が出来るだけでなく、親指と人差し指の2本で、画像の拡大縮小が出来るとか・・・色々です)
基本設計、GUIも感覚的に分かりやすいですし。
バッテリーの不安はiPODと同じくありそうですが・・・
ところで、これに限らず、携帯機器類の充電については何とかならないものでしょうかね。
USB端子も便利なんだけど、、、
ソーラーとか、人が歩くことで充電できるようなものは出来ないんでしょうかね。
・シューズと直結するとか(なんか変だな>笑
・機器をシェイクして充電できるとか(これも変だな>笑

ダイヤルと画面が普通のと逆です!
詳しくは、「バング&オルフセンのSerene」

「黒電話カスタムジャケット」
2007/08/31
世代論はステロタイプ?②
世代論に否定的な人は、自分自身が世代で大きく括られることに否定的なんだと思います。
特に否定したくなるものとして、
「団塊世代は実はコンサバ」「団塊ジュニアもコンサバ」などという括り方。
世代を、ライフスタイルのステロタイプのみで語ろうとするやり方に否定的なんだと思います。
なので、世代論ではない「ライフスタイル(の多様化)」で何とか説明したいのだろうと。
でも、ライフスタイル論と世代論は並列で考えて良いのではないかと思っています。
どちらが上位とか下位とかは決めてしまわない方が良いと思うのです。
私は、ライフステージ(そのチェンジや発生するイベント)や各ステージでの共通経験がまず背景にあって、その上にライフスタイルと世代を考え合わせるのが理解しやすいかなと思っています。
※いや、そうとは限らないか(笑
今現在、定年退職を迎えようとしている人たちが、人口のボリュームゾーン=団塊世代であるという事実、団塊ジュニアは今、結婚~出産~子育ての時期にあるという事実/また就職の時期にバブルが崩壊していたという事実、などがあるのです。
#ライフスタイル分類は、意識という「ゆるさ(非恒久性?)」を元にすることが多いのだけど、ファクトベースで何らかの分類ができるといいなと思ってます。こういう時に共分散構造分析が使えそうですね。
2007/08/30
世代論はステロタイプ?
ライフスタイル分類には限界を感じる!と、
「クラスター分析の限界」
「人はたくさんの仮面(ペルソナ)を持っている!」
などで持論を書きましたが、
●ライフスタイル論に食いついてくる人=好きな人、は少なくありません。
●一方、世代論には否定的な人が少なくありません。
というのも、世代論の展開の仕方がステロタイプに終始しているからかもしれません。
世代論自体がそういうものだということもできそうだし、そういう使い方ができる便利なものである、とも言えますが・・・
例えば、
(戦前派、戦中派はとりあえず置いておくとして)「団塊世代」以降は、
トピックスで語られておしまい!とされやすくなってます。
特に「団塊世代」は全共闘世代であるとかね。
でも、確かに多数ではあっても全員が学生運動と身近であったわけでもなく、そもそも全員が大学生であったわけもなく・・・
「団塊ジュニア」もその名称から誤解が多そうです。「オレの親は団塊世代ではない」とかね。
#あんなに人口が多いのに、1つに括れるわけないのは当然です!
2007/08/23
マーケ業界での技術革新⑤
さらに、マーケ業界での技術革新④
のつづきです。(しつこいですね、もうこれで終わりです、きっと)
====
そうそう、その前に、今、思い出したのでマーケ業界での技術革新③の補足。
当時の汎用コンピュータ用SPSSには、数量化理論が入ってなかったんだ。
で、ホストも別で、命令文もFORTRUN形式ではなかった気がする。
あと、因子分析→クラスター分析も、ホストが違うせいなのか、統計解析のパッケージが違うせいなのか、データの受け渡しが上手く出来ず、
因子得点をサンプルごとに、またパンチカードに打ち込んだりしたっけ・・・(とっても面倒でした~>笑)====
で、閑話休題。
マーケ業界での技術革新⑤に戻ります。
その後は、群雄割拠の状態。集計はETPS中心でしたが、ワークステーションのスプレッドシートを複雑に組み合わせてやったりも。
で、Win3.1導入後は色々な集計ソフトを使ってみたり。。。
そして、JIPのASSUMの登場です。待ちに待ったソフトと言えます。
ETPSで普通に出来たことが、諸々の集計ソフトでは出来なかったりしたので。
・・・高かったけど・・・
多変量解析の方は、PCで使えるExcelアドインのソフトを使ったり。
(エスミの多変量解析ソフトは今でも使ったりします、手軽だから。エスミには、コンジョイントとか共分散構造分析・AHPもありますね。あっ、別に宣伝ではないです。)
さらに、SPSSやSASもPC版が急速に普及していて使うことになりました。
(もう、この辺りの話しについては、グチャグチャで時代のあとさき・前後関係はわかりません)
どうでもいいことですが、
#私、実は多変量とか今はあまり好きじゃありません。もっと簡単なところに答えがあると思っています#統計の専門家でもないし、学者でもないので、、、多変量などはブラックボックスであり、そこを理解する/させるのが仕事ではないし、、、
#知ることは重要ですが、もうついていけません>笑
2007/08/22
マクロミルの動向
このお盆期間中は、色々振り回されました。以下の件が関係してるかもしれません。
中小は厳しい時代になるのかな?
マーケターとして、外部情報サービスを利用させてもらえばいいだけとも言えますが・・・
===
マクロミルのIR情報より、こんな面白い展開が見られました。
そもそもは、「新サービスの開始に向けたシステム開発に関するお知らせ(2007.07.06)」の中で、
「これまでのアドホック調査に加え、時系列かつ定点で実施する調査領域の強化」「消費者の日々の購買データを蓄積し、マーケティングデータを提供」との発表が2007.07.06にありました。
※この段階では、どういった方法で?どこから手をつけるの?、と思う程度であまり関心が持っていませんでした。
ところが、具体的展開として、その第1段。
「商品購買調査サービスに関する共同展開についてのお知らせ(2007.08.10)」の中で、
「東急エージェンシーとの共同により、東急エージェンシーの有するQPR(家庭内スキャンパネル方式の購買情報収集消費者パネル)と、ネットリサーチのシステム/ノウハウを融合させたサービスの開発・展開をする」との発表が2007.08.10にありました。
さらに、第2段。
「ニールセン・カンパニー株式会社の事業一部譲受に関する基本合意契約締結のお知らせ(2007.08.15)」の中で、
「ニールセンより、スキャントラックを始めとするPOSデータサービス事業を譲受」「これまで通りのサービスは継続し、さらにマクロミルの持つシステム/ノウハウを融合」との発表が、このお盆中にありました。
※これにより、マクロミルでも、インテージのSCI・SRIと同様のメニューが揃うことになります。
SCIとQPRでは大きく規模が違いそうですが、POSデータについては、市場規模100億円、その多くをインテージ、次いでニールセンが占有しているとの話しです。(詳細は把握していません、あしからず)
今後のマクロミルの動向が気になります。
SCI・SRIなどについては、広くメーカーが購入しているようですが、私の個人的な印象では、どうも企業トップ向けに落ち着いてしまっていて、商品企画担当者やプロマネまで落ちてきていないのかなと。ブランドまでブレイクダウンできていないというか、金銭的なこともあってできていないというか。
で、今後マクロミルがやりそうなこと(やってほしいこと?)としては、消費者パネルデータ/小売パネルデータの切り売りかな?そして、その分析(データマイニングなど)かな?
#データを手にしたら、データマイニングのサービスはしやすいよね。
#ヤフーバリューインサイトもデータマイニングをリサーチメニューに入れてきたけど、やっぱデータ持ってるかどうかは大きいよなぁ~。
#中小はClementineとか導入すれば何とかなりそう?・・・という訳には行かなくなりますね。
2007/08/19
会社との共生関係?
今現在、私は、とあるマーケティングリサーチ会社に属しています。将来はどうするか分かりません。
(そもそも業界自体が大きく変わってしまうかもしれませんね)
で、私の所属する会社と、私という【個】の関係をよく考えます。
「サラリ~マンはぁ~~、気楽な家業ぉ~と、きたもんだぁ~~~」
というのは大前提でありますが(笑
一応、希望は持ってたりもします(<ほんとか)
今の会社は、例えばリサーチメニューで言うと少ないというか、出来ないことが多くて、営業的には困ることも多いのですが、
【個】としてある程度は稼げるので、ある程度の立場を維持できてる(つもり?)わけですね。
その中で、何らかの儲けネタが見つかった場合に、会社という組織に属しているとその原資を使えるかもしれない、というのが1つあります。
それと、個人的にも、マーケティングをしていく中で、所属する会社のリサーチメニューを使えば、良い(安く?うまく?)提案が出来たりもします。
#所属する会社ではなく、別の会社のリサーチメニューを利用しても、当然ながらいいんですねどね。その方がクライアントのためになる場合も多そう。
#そうそう、場合によってはリサーチしなくてもいいですしね。マーケティングの立場から考えると「リサーチしてる場合じゃないだろっ!」ってケースも少なからずあるしね。
ということで、私は好き勝手にやっている感もあります。会社の儲けは二の次かもしれません(笑
でも、「マーケターを育てる」いや「マーケティングを楽しめる」人材は増やしていきたいなと思ってます。
※非常にミニマムなレベルですけど・・・
2007/08/18
リサーチ会社のビジネスモデル
リサーチ会社として規模を拡大する(ないし、必要以上に大きくなった、その規模を維持する)ためには、「とっても詰まらない【ビジネスモデル】っぽいもの」がありそうです。
例えば、消費者パネルだったり量販店パネルだったり視聴率だったりもそうかも。
「士官と兵隊」で成り立つ図式が、規模の維持には必要な気がします。
(士官が育たないことにはどうにもなりませんが・・・)
最近だと、ネット調査しかりですね。
ネット調査については、全く人を介在させない(兵隊なしで装置のみ)というモデルもあるかもしれないですね。当初、トップはこれを狙っていたのかもしれません。
そして、ネット偏重でリアルリサーチできるところが減ったがために、足で稼ぐリサーチもまた現状では、「士官と兵隊」の図式でビジネスモデルとなりえているかも。(もともと、安上がりな調査員を囲ってのリアルリサーチがまさにそうですね)
#こういうネタを考えるのが楽しいとは思っていません
#自分が士官でないことも分かっています
2007/08/16
ヘッドハンティング、青田買い、M&A、、、
ヘッドハンティングと青田買いの目的の1つには、
競合企業の弱体化もあります。
※高校野球とかで、良い選手が相手校に行かないだけでもOK。要は飼い殺しでもOKみたいな感じ。
そこまで競合を意識していなくとも、自社が弱体化することを恐れていてヘッドハンティング&青田買いするというケースは多いでしょう。
そうなると、拍車がかかるわけですね。
#転職ビジネスを考えるなら、ここがポイント!かも(笑
それと、昨今ではM&A。
マーケティングリサーチ業界に限ると、昨今は豊富な資金力を背景に、特にネットリサーチ派生の企業によるM&Aが活発ですね。
これも競争戦略の中で、独り占めをするには端的な方法なのかもしれません。
よく分かりませんが、リサーチ業界が再編されていくのでしょうか?上位による寡占化が進むのでしょうか?
#現状では、寡占による覇権争いがあるだけで、マーケはどうでもよくて、リサーチメニューが増えているだけだと思います。
#大きな会社にいて、その多くのリサーチメニューを理解するのは難しいのではないかなぁ?(それらに全く触れられないところにいるよりはきっといいのかも)
#そのリサーチメニューはというと、自己満足なものが多くて、クライアントのためになるかどうかは・・・これからですね
2007/08/15
団塊ジュニアの転職の末路・・・
(転職マーケットと団塊ジュニアのつづき?)
「団塊ジュニアの転職の末路・・・」などと、キャッチ―で挑発的なタイトル、にしてみました(笑
が、特に状況把握してませんし、分析もしてません。
(不適切な発言が出るかもしれませんが、何卒ご容赦を)
さて、団塊ジュニアですが、
仕事に関しては、まじめに(組織人として)働いているのに重用されず、
場合によっては軽く見られ、筋を通した発言のはずが生意気に見られ、、、なんて(笑
バブルを経験した先輩とは、何だか話しがズレるし、
後輩には「時代の勝ち組」もいたりして、、、
「なんで?」なんて思ってる人が多そう。
団塊ジュニアの鬱憤は、、、まず、、、
「新卒時に、希望の職に就いていない!」・・・景気が悪くなり始めてたからねぇ~・・・
が一番の理由でしょう。
実際そうだし、そう思っている人が多いと思う。
しかし、あえて苦言を呈すなら、就職活動時にどう考えたかです。
やりたい「職種」があったのか?「業種」だけで選んでなかったか?不景気の時ほど、「寄らば大樹の陰」「将来性より安定性」志向になっていなかっただろうか?
(大樹に行けなかったことに劣等感がある?)
ま、そんな過去のことはどうでもいいが、今とこれからのことをどう考えるか。。。
・・・そして今、売り手市場。
しかしこれ、実は、どこも働き盛りの年代の手が足りないだけで、あなたという【個】が欲しいとは限りません。人材が流動化してるだけとも言えます。
それがヘッドハンティング(風)だとしても、大きくは変わりません。
ヘッドハンティングなのか青田買いなのか・・・・・・・・・
2007/08/14
無敵・・・の意味
ネットの世界(ネットでの議論に関して)では「無敵」な人って多いですね。
リアルに顔を突き合わせてないからねー。
「パソコン通信」と言われてた時代にも、いっぱいいましたねー。実際に会うと、ごくごく普通の人というか、どちらかというと気が弱い人の場合もあったりと・・・
で、「無敵」にも、大別して2種類か3種類いるかな。
・1つは、本当に強い人。強いといっても押しが強いとかではないです。論点が明確で、きちんと相手を説得できる人。
・もう1つは、その人柄がにじみ出てるためなのか、周りが皆、敵でなく味方になってしまうような人。
・そして最後の1つが一番厄介。誰もその人と絡みたくない、敬遠したい人。敵にさえなりたくないってことね。
ネットでは3番目が多い気がします。
まあ、レベルによりますね。全てに於いて、この3つのいずれかに分類されるという訳でもないし。
ただ、「無敵」=表層的な敵がいない状態、を示す言葉だとすると、3番目しか「無敵」を言い得ていないのだろう。
#テキストだけでの議論は難しいね。テキストの方が誤魔化しがきくので、私はレポートで多用します(笑
2007/08/06
マーケ業界での技術革新④
マーケ業界での技術革新
マーケ業界での技術革新②
マーケ業界での技術革新③
のつづきです。まだ続きます(笑
社会人になってから、集計はJIPのETPS。
大学でTSSに慣れたとこで、またパンチカードに(涙
JIPに出向いていっての作業なので面倒でした。
でも、データクリーニング・論理チェックまで(ETPS12/15→20)できるし、集計(ETPS50)に関しては格段に優れてて、複雑な集計も可能に。
JIPもすぐにTSS端末が導入され、事務所で作業できるようになりました。
自宅からも【電話カプラ】でできましたし(笑
多変量は、JIPではADDLっつうものでした。
1回まわすだけで結構な値段でしたので細心の注意を払いつつしましたよ。
社内ではホストコンピュータのSASを導入し始めてたりしましたね。
2007/08/01
「不都合な真実」なのか?
『環境危機をあおってはいけない―地球環境のホントの実態』
(原題: The Skeptical Environmentalist)
ビョルン・ロンボルグ著
そういえば、この件には触れてなかったかも。
どっかで書いた気はするが・・・・・・
ここ数年で、一番インパクトのあった書籍です。
が、、、、、、、、、感想は上手く言えません。
もう1回読むか~~~
(読み流せないんだよなー、時間的余裕があればいいんだけど・・・)
特にリンク貼りません。調べてみてください。
是非ご一読をお勧めします。
(参考?)
#不都合な真実(アル・ゴア)はまだ見てません。
http://www.futsugou.jp/
2007/07/31
白票のカウントが必要
Q.スタバかドトールか?
A.「どちらでもありません」
と言いました。
が、「どちらでもない」には、2通りありましたね。
それは、「どちらでも良い」と「どちらも嫌」。
あ、「わからない」も含め、3通りあるのかな???
そもそも、「どっち?」という質問が間違っているんだよなぁ~~、、、
#こういう間違え、、、でなく意識的にアンケートで質問することもあり、、、いかんですな>私
「白票」に意思を込めるのは難しいのかな・・・・・・
選挙の場合、選択肢に「保留」とか「拒否」とか「おまかせー」とかがあるといいのかな?(笑
少なくとも、【白票数・率】は明示してほしい。非投票を重用する必要はないのだから。
2007/07/28
選挙は義務か権利か?
07/29(Sun)は参議院選挙ですね。
で、選挙は義務か権利か?
罰則がない義務?
いえ、答えは権利です。
ということで、権利は行使しましょう!
これはアンケート調査ではありませんので(笑
選挙には行くべきです。
権利の放棄は勿体無いです。
それこそ、年金受給を放棄するのと近いかも(例えが良くないかな・・・)
「支持政党がない」「遊びで投票できないから」「どの政党でも何も変わらないよ」
などなどという意見も当然ありです。
~~
なら、「白票」を投じればいいんです!!
「白票」は大事な1票です。
「保留」の意思表示を続けることも大事です。
例えば、
Q.あなたは「スタバ派」ですか?「ドトール派」ですか?
と聞かれたら、
私は迷わず、
A.「どちらでもありません」!
と答えます。所詮アンケート調査でも積極的にこう答えます。
人はたくさんの仮面(ペルソナ)を持っている!
クラスター分析の限界?
でも書きましたが、消費者分類(クラスター分析等)には限界があると感じます。
(私はバラードもハードロックもどっちも好きです)
単純化にはとても便利です。
分析する上で、簡単なところに答えがあるとも思います。
(より高次の、汎用性の高いものとするなら全くの不可能ではないのかも)
が、流石に人の分類は難しく、一人の人間を「一つ所」にポジショニングするのは無茶だと思います。
「本来の嗜好性」と「ライフステージや立場からの選択眼(しがらみや嗜好性の変化)」
最低でも2つの顔があります。
商品で言うと、
・飲料やお菓子は「これしか買わない」なんてのはないです。体に良さそうなものも悪そうなものも食べます。色々楽しみたいと思います。
・マックもモスもフレッシュネスもキングも、スタバもドトールもエクセも、行きます。
→嗜好性ではなく多様性、それぞれを楽しみたいし、何でも良いし(笑
・家具や食器などの生活空間にあるものは、本来イタリアとかのモダンデザインが好きですが、妻の趣味のカントリー調?(家庭的?落ち着き?安らぎ?)も嫌いではないです。
→しがらみや妥協でなく、趣味・嗜好性の変化
・クルマはもともと革新的なものとかスポーティ系が好きですが、それは使い道がないとも分かっている(で、SUVを買うオジサンが多いのだろう)
→制約があり妥協があり、その中での本来の嗜好性との両立も
で、考えた。
クラスターはそれはそれでOKとし、条件変数を絡めて、クラスター①に行く確率/クラスター②に行く確率/・・・を求める という方法とか、
【表】のクラスター(現状での商品選択・嗜好性など)と、【裏】のクラスター(本来の嗜好性など)を重ね合わせていく という方法とか
・・・・・・・・・
いや、もうちょっと具体的になってから話そうかっ。
ポケモンの夏、日本の夏(笑
また今年もJR東日本はやるのだろうか・・・ポケモン・・・
あ、その話題ではないです。映画ポケモンとDSの話し!
これは個人のブログから。
内容がとても興味深かったので、こちらを是非ご覧ください。
「ポケモン映画」
キャラ、コンテンツ、映画(館)、DS、WiFi・・・(これぞメディアミックス!)
子供の順応性の高さ、子供のマナーの良さ(大人の方がマズいかも)
などなど
ニンテンドーDSの可能性②
でも書きましたが、『教育現場でDSを一般化させることができるかも』なんて思いました。
小中学校に持っていけるようになるかもよ。
#あっ!、GPS機能を付けてココセコムみたいなサービスもありかもね。
本日、ネットで見つけた面白いもの
OKIとリクルート、次世代型「ラダリング型検索サービス」の共同開発を開始
Googleでは、その人個人個人の趣味嗜好を嗅ぎ分けて(データをストックし解析して)、その人にジャストフィットの検索結果を求めようとしているらしいが、
これはもう少し単純に、対話型という感じだろうか?
Yahoo!の検索で、TOPに「もしかして、あなたが検索しているのは○○?」みたいな感じなのだろうか・・・
ゴーガ、Googleマップ上に結果分布を表示する二択アンケートサービス「Which?」
Wii「みんなで投票チャンネル」のパクリ?(笑
でも面白そう。 日曜日の選挙予想にも使えるかもねー
バーテックスリンクからタカラトミー「チョロQ」デザインのUSBメモリ内蔵タイプ『MemoryチョロQ Series』発売決定
あはは
クレメンタイン
ちょっと前の話しになるけど、SPSS主催の無料の講習会に行ってきた。
色々やってるみたいで、共分散構造分析とかデータマイニング講座とか・・・
なかなか行けないので、若手からその情報を吸い上げたりもしているところです。
で、久々にこういう勉強も面白いなと感じました。
勉強を怠っていた分析・解析手法に触れたり、そこに至るまでの視点も面白いと感じました。
10年20年前と比べて統計手法としては大きな進展があったとは思えないけど、
マーケの実際に入り込んできているなとは感じました。
統計的に云々だけでなく使えることが重要になってきたなと。
その意味で、マーケの方が遅れてるというか、ソフト(人)の部分で使いこなせる人がいないというか、、、
それと、旧来型リサーチではあまり扱ってこなかったデータベースマーケティング
マイニング手法が色々発展してるのね。
#クレメンタインについては、あまりに勉強不足でした>反省
#しっかし、この業界、「おもちゃ」多すぎです(笑
#もう餅の絵は描きたくないものです(笑
2007/07/27
second lifeやってます
DSブラウザーと同じく、ごくごく最近はまってる?(いや、数回でもう飽き気味>笑)、トライアルしているのがセカンドライフ。
HABOホテル等よりはエンターテイメントのみでない分、潜在力はあるのでしょう。
が、通信環境とPC性能がネックになりそうです。
そうなると、スマートフォンや、次期ケイタイがキーになるのかな?
でも、あまり長期的視点で見ても目がないように思います。
個人的には短期決戦かなと。
セカンドライフ日本版は、満を侍しての登場。企業側の面白い試みをもっと見たいですね。
今のままだと、3Dのアバター・チャット空間でしかないかも。
短期的な今後に期待!
以下のようなインフラ整備を待つ暇はないように思う。
(参考)
3Di、「セカンドライフ」をPCやケータイのWebブラウザで見られるアクセス技術を開発
ブラウザから直接ログインOK!3Diが「セカンドライフ」をさらに身近に
2007/07/26
DSブラウザー買いました
DSブラウザー買ってみました。
アクセスポイントがまだまだ少ないので、結局はPCのある環境で使うだけになりそうです(笑
まだちょっと使ってみただけですが、まあ快適に使えます。2画面というのも便利。
タッチペンはやっぱり入りやすいので、ユーザーの間口は広いですかねぇ~。
カーナビで言うなら、DSブラウザーはトヨタ純正のタッチパネル式で、
PSPはホンダのプロダクトコマンダー、という感じか?
ただ、DSブラウザーはフラッシュに対応していないので、webゲームには不向きです。
例えば、livlyとかセカンドライフはできないようです。
PSPはきっと出来るのでしょう。
(DSブラウザー、mixiとかblogには使いやすそうです。PSPと比較した訳ではありませんが・・・)
2007/07/24
おむつとビール(データマイニング)
実は私、この話し先日まで知りませんでした。
これはデータマイニングを一躍有名にした?逸話?らしい。
詳しくはこちら↓
おむつとビール diapers and beer
要は、お買い物リストのデータを分析したら、「おむつとビール」が合わせて購入されるケースが多かった!とのこと、、、
その理由としては、「おむつのような重くてかさばる物は、ご主人(男性)が買い物する(同伴含め)ことが多いため、そのついでにビールも購入する」ということらしい。>>>なるほどーーー
その他、「タコスを買う客の多くがサルサソースも購入する」とか当たり前の話しが多い中では、これはハッとさせられる発見です。
この逸話の真偽は定かではないが、データマイニングをする必要性は感じます。
ロングテールの時の、アマゾンの話しもそうだが、インパクトは強いですね。
アマゾンのロングテールのいきさつはこちら↓
■[英語で読むITトレンド] ロングテール論の修正と「AmazonとGoogleの違い」(原文も出てます)
(参考)アマゾンと、ロングテールに関する“大きな勘違い”
2007/07/20
「富裕層」は金づるなのか?
「シニア」「富裕層」ターゲットのマーケティング
シニアって誰?富裕層って誰?
のつづきです。
富裕層・・・端的には、収入(ないし可処分所得)の多い人たちですが、
大きく2種類に分けられるかなと。
1つは誰もが想像する「お金持ち→派手系」。
ステレオタイプで言うなら、いわゆる現代の勝ち組み系。
もう1つは、、、良い表現が見つかりませんが、、、「昔からの資産家」系というか、上流社会に位置する人たち。英国の爵位とか・・・
その意味で、前者は「成り上がり系」とも言えますかね。
経済の活力源であり、上昇志向の源であり、それでいて衆知の活力でもありますが・・・
私自身、この業界を経験する中で、この2つは全くの別物だと思いました。
まず消費スタイルが違う。これは物欲レベルの差かな?!
前者は、無いものを手に入れておきたいタイプ。欲しいのはモノであり名声であり、、、
そして「楽しみ」でも(楽しみ=生きがい?/ゲーム感覚も含めて?/現状維持は頭になく、下降も致し方なしくらいの感覚で、豊かな時代を生きているので・・・)
後者は生まれながらにして殆ど満たされており、物欲はあまりありません。
「上品」な振る舞い・装いが重要であり・・・振る舞い・装いでなく芯からですね・・・後者は理解するには難しすぎます。
が、実は結構いるということも分かりました。
#で、富裕層に限らず、このどちらかの指向性で二分できるとも考えてます。
2007/07/19
マーケ業界での技術革新③
オッサン(私)、ちょっと回顧趣味に浸ってますね。
ま、いいか。書くことなかったら、このテーマだな(笑
大学の時、基礎統計用に使ったのが、ポケコン。
カイ自乗検定とt検定はこれでした。
で、クロス集計は手計算が中心でした。手集計が最も楽だったから(笑
大学のホストコンピュータではもっぱら多変量解析しました。
ベースはSPSSで、クラスター分析や数量化理論はホストも別(富士通のFACOMうんたら?日立のHiTACうんたら?)だったかな。記憶がかなり曖昧っす。
最初は、パンチカードでした、データも命令も。
カード穿孔機でパンチカードに80カラムの穴をあけるんです。
(※このサイト、面白いかも)
(写真は日立製。これはカードリーダー機能も兼ね備えてるのかな?こんな立派なのではなく、JUKI製だったと記憶)
その後すぐにTSS端末が導入され、ちょっと便利になりました。
(端末があるだけで便利でした。大学の教職員の給与が見えてしまったこともあったり>笑)
2007/07/18
転職マーケットと団塊ジュニア
団塊ジュニアは、今まさに転職マーケットのターゲットですね。
回転率の速さでは第2新卒などと呼ばれる20代ですけどね、、、
※これで商売ネタはいくつも考えられそうですね(笑
で、そもそも団塊ジュニアとは、どんな環境に生きてきたのか・・・
・まず、自分たちの意志とは無関係に、生まれながらにして「人口が多い」!
・そして、以前から年々高まる受験戦争を生きるしかない状況下だった
・さらに、この流れが冷める気配もなく、そのまま就職活動へ突入
・学生時代にバブル景気を眺めつつ、いざ就職の頃になると「バブル崩壊」~~(笑
私の知る限り(少数サンプルですが・・・)、皆賢いですし努力タイプです。よく学んでいます。
#思いの外、私の周りにはアウトロー組がいないのも不思議ですが・・・
ででで、そして2007年現在、ちょっと景気が良いらしく、転職は35歳くらいまでが適齢最終と聞いている!らしく、【転職ラッシュ】すさまじいです~~~~
2007/07/17
モーションポートレート
写真を数秒で3Dアニメーションに!――モーションポートレート株式会社事業説明会
こんな記事を見つけました。まだ見られるかな?
このデモはこちら。
モーションポートレートのデモ(きれいなおねえさん)
モーションポートレートのデモ(しゃべる犬)
まずは、誰でも考えそうなのが、ネットでのアバターに利用。
セカンドライフもいく?
あと、美容院、めがね販売、服飾店などなどにも営業できるかな?
2007/07/16
シニアって誰?富裕層って誰?
で、そもそもの「シニア」「富裕層」って誰なんだろうと・・・・・・
①「シニア」ってのはどの年代?
60代以上?50代以上?、40代以上も???
商品・サービスにもよるだろうけど、
一般的には「ウェルエイジ」≒リタイア後の年代及びその世帯、かなと思う。
今なら団塊世代のこれからって感じ。
今~これからが「ウェル」かどうかは分からないけど(笑
注)世代論とライフステージ論の混同が多々見られますので、皆様ご注意を!
で、②「富裕層」ってのはところで何?
ま、収入が多い人たちの総称であって、少なくとも可処分所得の多いパラサイトということではないですね(当たり前かっ)。世帯収入が現時点で(のみ)多いDINKSでもないでしょうね。
①②ともに議論はありそうですが・・・
①は、各企業なりマーケティングする組織のターゲット設定の話しなので、置いておくとして・・・
②の「富裕層」は私は一考すべきと考えます。
2007/07/15
「シニア」「富裕層」ターゲットのマーケティング
「シニア」ターゲットとか、「富裕層」ターゲットのマーケティング・・・
これを考える時の自分って、逃げてるのかもと思ったりしました。
●自分が年取って、、、クライアントも年取って、、、
●若い人のこと、分からないし・・・
●シニアターゲットとか富裕層って言うと、クライアントの上層にも通りがいいし・・・
●上層部も若い人のこと分からなかったりするし・・・
●向こうも所詮儲けてナンボ!ってのが最終的な発想だから、食い付いてきそうだし・・・
#でもそれは逃げてる気もします(自分としてね
#具体案がない中で、エサをちらつかせて金を引き出すみたいな・・・
#自分自身、バブルの頃に経験したような・・・(笑
うぅ~むぅ、、、何て言うのかなぁ~、この流れは片手落ちという気がします。
自分の向上心が欠けていって儲けに走るような・・・
(それほど高尚な考えは持ってませんが、方向性がズレてる気がする、というだけです)
意味不明ですね、失礼しました。
2007/07/14
家計簿データを売る!②
消費者にとって家計簿に(ソフトでも)、購入商品と値段を記入するのはかなり面倒ですよね。続けられなくなりそう。。。
で、DSにバーコードリーダーもあったら便利かな、なんて。
DS家計簿の便利ツールとして、ニンテンドーが売ってもいいかなと。
(前回のブログ)
でも、流通業の大手チェーンストアと組むという手もありそう。
買ったその場で【お財布DS】でき、「DS家計簿にデータ記入」もしてもらう!とかね。
「ニンテンドーDSの可能性」(2007/06/28)
この中で「国立西洋美術館、ニンテンドーDSやワンセグ携帯を利用したトライアル」というのを紹介しました。
館内や展示の案内に使えるなら、SM内でも使えるよね。
レシピ案内とか、、、特売品の案内とか、、、
そう、特定商品の広告にも使えそう。
広告媒体としてメーカーに売ることも出来るかも。
メーカーとしても、店頭販促ツールで液晶モニター置くより安ければ、検討の余地あり・・・かもしれないし・・・
・・・ちょっと飛びすぎかな(笑
ニンテンドーWi-Fiステーション
FREESPOT
ホットスポット
のエリア拡大施策の企画にも使えるかも(笑
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