2007/08/22
マクロミルの動向
このお盆期間中は、色々振り回されました。以下の件が関係してるかもしれません。
中小は厳しい時代になるのかな?
マーケターとして、外部情報サービスを利用させてもらえばいいだけとも言えますが・・・
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マクロミルのIR情報より、こんな面白い展開が見られました。
そもそもは、「新サービスの開始に向けたシステム開発に関するお知らせ(2007.07.06)」の中で、
「これまでのアドホック調査に加え、時系列かつ定点で実施する調査領域の強化」「消費者の日々の購買データを蓄積し、マーケティングデータを提供」との発表が2007.07.06にありました。
※この段階では、どういった方法で?どこから手をつけるの?、と思う程度であまり関心が持っていませんでした。
ところが、具体的展開として、その第1段。
「商品購買調査サービスに関する共同展開についてのお知らせ(2007.08.10)」の中で、
「東急エージェンシーとの共同により、東急エージェンシーの有するQPR(家庭内スキャンパネル方式の購買情報収集消費者パネル)と、ネットリサーチのシステム/ノウハウを融合させたサービスの開発・展開をする」との発表が2007.08.10にありました。
さらに、第2段。
「ニールセン・カンパニー株式会社の事業一部譲受に関する基本合意契約締結のお知らせ(2007.08.15)」の中で、
「ニールセンより、スキャントラックを始めとするPOSデータサービス事業を譲受」「これまで通りのサービスは継続し、さらにマクロミルの持つシステム/ノウハウを融合」との発表が、このお盆中にありました。
※これにより、マクロミルでも、インテージのSCI・SRIと同様のメニューが揃うことになります。
SCIとQPRでは大きく規模が違いそうですが、POSデータについては、市場規模100億円、その多くをインテージ、次いでニールセンが占有しているとの話しです。(詳細は把握していません、あしからず)
今後のマクロミルの動向が気になります。
SCI・SRIなどについては、広くメーカーが購入しているようですが、私の個人的な印象では、どうも企業トップ向けに落ち着いてしまっていて、商品企画担当者やプロマネまで落ちてきていないのかなと。ブランドまでブレイクダウンできていないというか、金銭的なこともあってできていないというか。
で、今後マクロミルがやりそうなこと(やってほしいこと?)としては、消費者パネルデータ/小売パネルデータの切り売りかな?そして、その分析(データマイニングなど)かな?
#データを手にしたら、データマイニングのサービスはしやすいよね。
#ヤフーバリューインサイトもデータマイニングをリサーチメニューに入れてきたけど、やっぱデータ持ってるかどうかは大きいよなぁ~。
#中小はClementineとか導入すれば何とかなりそう?・・・という訳には行かなくなりますね。
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