2006/07/22

クラスター分析の限界?

というほどの話題ではないです。
が、消費世界での消費者分類の方法論として、やはり違和感を覚えます。
前にもちょっと触れた時間軸が固定されているという前提でしか成り立たないということもありますが、

それ以上に嗜好の多様性を無視した結果が多いかなという、感想・経験則です。


クラスター分析の限界というより、嗜好性分類の限界かな?
ライフスタイル分類なら、その生活が継続できるならまだ有効だし、ライフステージによる縛りの方がより有効だと思うわけです。


では、クルマ好きに問います!!!
Q.あなたが欲しいと思うクルマは1つですか?複数あるとして、それらは同じジャンルに括れますか?
(こだわりという意味で括れるというのはナシですよ)

クルマ好きを自負する人なら、おそらく、色んな方向性のクルマが好きではないかと。


音楽もそうかな。
私は、ハードロック系もバラード系も好きです。


でも、分析上、各因子は有効かもしれないけど、各因子の総体で平均化される可能性がありますね。
そう、こだわり層とこだわらない層が同じになったりとか。
1つの嗜好性しか持たない人を区別するにはいいかもしれませんが・・・

0 件のコメント: