2006/09/23

リサイクルとかオークションとか・・・

1960-70年代は特に、使い捨てへの批判、大量生産・大量消費が「悪」とされていました。中でも、使えるのに捨てられてしまう耐久消費財が目の敵となりました。
が、企業利益を考えると大量生産・大量消費は大歓迎だったわけです。多くの場合、マーケティングもその片棒を担いています。

クルマの買い替えには批判はあまりありませんでしたね。ゴミ問題と直接関係なく見えたからでしょうか。中古車市場もあり、リサイクルが進んでいるように見えたのかもしれません。

買い替えたいという消費者心理をくすぐっているのが、製品の【戦略的陳腐化】とでも言うのでしょうか、モデルチェンジです。新しいクルマがほしくなります。

クルマは買い替え需要によって支えられている市場になってしまったので、市場構造自体がバブルと言えなくもないのです。クルマのフルモデルチェンジのサイクルが10年20年だって、本当は問題がないんですから(笑



話しを戻すと、
今現在、耐久消費財の多くはリサイクルが進んできたり(本当に進んでいるのかな?)、法が整備されつつあったります。
#家電リサイクル法には問題ありそうですが・・・

が、難しいのは、リサイクルが誰のためかということ。
地球環境を考えてのこと!、限りある資源を有効活用するために!、人類のため!などという大前提ではなく、端的には『消費者のためか生産側のためか』です。

「消費者利益になるのならそれは歓迎すべき」というのは正論です。
が、これもなかなか難しい世の中のようです。

コピー機やプリンターのインクカートリッジは、先にも触れた「ランニング」で儲けるための手段です。例えばこれ、私が勝手にカートリッジにインクを充填して売ると問題になります。特許法・著作権法に触れるのかな?、再販防止の決まりに触れる?

中古家電も業者仲介では売れないものばかりになったんだっけ?、個人売買・オークションならOKだっけ?、でオークションという仲介業はOKなの?、とか。

ネット世界で進められている書籍の閲覧・検索(グーグルとかアマゾンとか)については、消費者と出版社と著作者という3者の利益も絡むので、かなり難しい話だし・・・

そもそもネット世界では、個人が広告媒体(アフェリエイト等)となるので、商用の線引きが難しくなってますし・・・


(まとまらないけど、この辺で。 )

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