今年(2006年)、2・3・4・5月の4ヶ月連続で前年同月の出生数を上回っているそうです。
実は先日まで知りませんでした。
以下、そのニュース記事のURLです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060724-00000130-jij-soci
(出生数の増加であって、出生率はまだまだかな)
(ミレニアムの時も出生率アップまではいっていない)
出生数が前年同月を上回る理由として、誰もが思い浮かべるのは、
『団塊ジュニアの結婚→出産』でしょうね。
団塊ジュニアも30代半ばに入ったということが大きいのかな?
ま、全体の流れとしては、これが最大の理由でしょう。
ただ、ちょっと気になるのが、「今年5月の前年同月アップ率が特に高い」こと。
指数は107(7%up)だったかな。
人数で言うと、2-4月までは1000-2300人増加が、5月だけ6000人増加と際立っている。
人口動態という緩やかな流れの中では珍しいかと。
「なぜ今年の5月だけ出生数が多いのか?」
基本が増加基調で、その中での(偶然の)偏りかもしれません。
が、その偏りには何らかの理由があるのではないかと考えてしまう。
前掲のニュース記事にもあったけど、「昨年(2005年)6月を底に、婚姻数は上昇基調」
=要は昨年7月以降の婚姻数が多い、ということがダイレクトな理由なんでしょうね。
そうすると、婚姻≒妊娠だとすれば、5月が大幅増も頷けます。
なんですが、それでもやや気に掛かることがあります。
1.例年で言うと「5月の出産は少ない」らしい。確実な情報ではないですが、病産院側の都合でそうなりやすいらしい。端的に言うと、GW中は医師・助産師・看護師ともに人手不足になるため、計画分娩にて前倒しの出産となり、4月末が増えるため。
2.「昨年6月の婚姻数が底」だった点。ジューンブライドの婚姻数が少なかったのはなぜ???(もともとは梅雨の時期で結婚式・披露宴が少なかったために、ジューンブライドという宣伝文句を作ったのが始まりと言われてはいるが、だからと言って6月の婚姻数が底になったのは珍しいのでは)
3.「できちゃった結婚が多い」とすると、6月婚姻数が少ない・7月婚姻数が多いというのは無関係ではないか?今年2-4月も出生数が増えているので、6月婚姻数が底だったことが何の理由にもならないよね。
とすると、昨年7-8月に何かあったのかと勘ぐりたくなります。
できちゃった婚や、2人目3人目の子作り行動を加速する何かが(笑)
#景気回復が本格化したから(したと皆が思うようになったから)
#ボーナスが上がったから(気分も上向きになったから)
うーーん、わからん。何かあった?
※ちゃんと調べたい方は以下もいかがでしょう。
「人口ピラミッドの推移(1930年-2050年)」
こちらが面白いです。アニメーションgifで、その動きが見られます。
http://www.ipss.go.jp/
「結婚期間が妊娠期間より短い」傾向、について
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/syussyo-4/syussyo3-2.html
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