2006/08/19

グローバル/ローカル、と、グローカル/ローバル

ちょっとマーケ(プロダクト・マーケ)からは離れます。

これは企業分類の一例です。企業規模とは関係なく、というか大企業を事例研究する際に大きく分類して、活動の方向性の違いなどを見たりするらしい。


【グルーバル】は、全世界統一という捉え方。同じ商品・サービス・情報・文化を全世界に同じ品質で提供するという考え方。昔のマクドナルドかな?

【ローカル】は、商品・サービスに限らず、その生産拠点から何から地場で共生していくという考え方。初期のトヨタとかもそうかな?

で、【グローカル】は一時、持て囃された言葉。世界(的)企業を目指す上で、いわゆるアメリカ的な押し付けの商品・サービス提供や進出でなく、各ローカルを意識した方法論。意思決定は集権とし仕様は分散化(アレンジメント)する/逆に意思決定を分権化し仕様は標準化(フォーマット化)する等の、組み合わせがあるかな? 世界企業でなく多国籍企業を論じる時によく使われたりしてたと思う。

さらに、【ローバル】。これは定義があるようなないような・・・現時点では大企業は存在しないような・・・ローカルからグローバルへ展開するという意味では【グローカル】と同じような・・・
上手くいえないけど、例えば、日本の町工場・技術者が持つような、実は世界的にも秀でた能力だったり文化や芸術が展開されていくようなイメージです。
実は【グローバル】とも似ているのだけど、押し付けとかでなく、刺激の強いものが伝染していくということでもなく、真に必要なものが自然と広がっていく・伝播していくという感じか? 侵略や布教による世界統一でなく、民主主義による【真のグローバル(地球は1つ/地球はもともと丸いんだよ>笑)】という感じかな。



ま、今のようなインターネットの広がりを考えると、地域を限定して考えること自体が、いつしかなくなるのだろうけどね。

Googleの理念についてはどうなんでしょうか・・・

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