1.ケーススタディの多くが成功事例の後追いである。
(成功事例から何かを学ぶということに重きが置かれていると思う)
2.実証研究もnearly equalであるが、これはより多くの事例(失敗も含めて)を取り込んだ上での証明である。
ともに結果論であることに変わりはないのですが、、、
それ以前に、両者が同じものかもしれません(笑
ちょっと話しは逸れるけれど、
マーケティングのアカデミック界には、大きく2パターンあるみたい。
1つは、前者(1.)から実践に持ち込み、商売につなげるケース
(マーケは所詮実学だから、これも重要)
もう1つは、後者(2.)の研究者タイプ
批判を覚悟でステロタイプで言うと、
前者は、権威主義的か商売人的要素が強い。企業とのパイプも太く、何がしかの情報ソースも持っていたりする。
後者は、理想主義者で汎用性の高い理論展開をするも、欧米系コンサルのような儲け主義とはかけ離れた存在。
ちなみに私の恩師は、完全に後者。
彼の周りというか下にいる人間には前者も少なくないが、彼自身の立ち位置は変わらない。かたいこともやわらかいことも受容するが、社会的な正当性だけは外さないことをモットーとしているタイプ。
今風の表現だと、win/winの関係を重要視するタイプというのかな?
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