ブレーク(?)したのは3年前くらいからかな?
ブレークという表現は違うかもしれないが、以前よりはだいぶ売れていると思う。
市場が活性化したのはレノア登場からでしょうね。
そもそも昔から(ふた昔前くらいから?)、柔軟剤の期待効用には大きく以下の3つがあった。
1.センイの柔軟効果、衣類がやわらかく仕上がること、
2.特に冬の静電気防止、そして
3.香りの要素
(当然、これらからの派生もありますが・・・)
梅雨の時期などの部屋干しで、衣類の生乾きのイヤなニオイを防ぐために柔軟剤を使用するケースもあったらしい。
柔軟剤を使わないからといって、実際にイヤなニオイをどれくらい実感したのかは分からない。少なくとも、
洗ったはずの衣類が清潔に感じられなかったりしたのかも。そして、柔軟剤を使ったら、ほのかな香りがして清潔感を感じさせてくれてたのかもしれない。
ただ、昔は「3.香りの要素」がニーズとして顕在化していなかったのは確か。あくまでも1.が基本機能で、3.などは知っている人だけが得してる!みたいな。
話しが逸れそうなので戻すと、
レノアは売り方が上手かったのかな?!>実はよく分からない
が、「ファブリーズと共同開発!」というのは分かりやすかったね。
3.を「香り付け」でなく「防臭・デオドラント」としたことも良かったし、
「防臭・デオドラント」という、ちょっと間違えると却って汚らしい表現になるところを、その表現を使わずに伝えたことが良かったんだろうと。
#ま、花王をもしのぐGRPなので当然なのかな?!
それと、実は1.も忘れていないことに私はすごさというか、マーケの的確さを感じた。
それはTVCMで、ヌイグルミのようなキャラ(あれはクマ?ネズミ?)が「ふわふわー」としきりに言っているところ。
子供の声なので、母親への共感も得られるし、子供が覚えてたりするようだ。
※昔の「ファーファ」のTVCMを思い出させるね。「ファーファ」には未だにコアなファンがいるらしい。ユニリーバも洗剤(サーフ)はやめてしまったようだが、これは残しているし。
1.を忘れてしまうと、3.の要素が立ちすぎてキワモノ商品になったかもしれない。
キワモノ商品は、それがどんな商品?どのジャンル?なのかが分からず、使い方やわざわざ使う理由が見出せない、毎日普通に使えるものという印象がなくなる、ということがあるからね。
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