2008/03/06

商品カラーのせめぎ合い(カラーデザイニング?)

 
洗剤類の話しで思い出したので、カラー(デザイン)について。
安い商品なので、グラフィカルデザインのうち、カラー要素が殆どかも(笑


この洗剤類の場合、商品ジャンルごとのカラーのせめぎ合いがあります。

競合同士の戦いだったり、、、逆に
競合ブランドとの同質化(同色化)により、商品ジャンルを確立させる(店頭の一角を同色で占めることで定着させる)という狙いだったり、、、

できるだけ簡単に花王とライオンだけで話します。P&Gは花王をしのぐ広告出稿量で、独自路線の感がありますので。(片手落ちもいいとこですがご容赦を)

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「粉末洗剤」というと何色?

→『』の【アタック】(花王)
→『』の【トップ】(ライオン)
※『』vs『』のせめぎ合いです。
(メインブランド同士の競合カラー図式は数十年来変わらず)
(派生ブランドとサブブランド、液体洗剤は色々な動きあり!)
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「(酸素系・粉末)漂白剤」というと何色?

→粉末は【ハイター】【ブライト】とも『薄いブルー(ポリバケツ色)』ですかね。
(液体は『クリーム色』『薄紫』もあり、その液体が主力になったりで、実際は色々な動きあり!)
※花王・ライオンとも、せめぎ合いというより付かず離れず?
※ライオンが真似して、花王が離れるという図式?
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「オシャレ着洗い洗剤」というと何色?

→『ピンク』の【アクロン】(ライオン)
→『レモンイエロー系』の【エマール】(花王)
※『ピンク』vs『レモンイエロー系』のせめぎ合いの様相
(ちなみに花王の【エキセリン】はブルー系でしたね)
※花王はあえて『ピンク』を避けた?
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「柔軟剤」というと何色?

→『ブルー系』の【ハミング】(花王)
→『ピンク』の【ソフラン】(ライオン)
→『薄紫』の【レノア】(P&G)
(実際は、香り違いによる色分けがごちゃごちゃ状態)
※こちらも、メーカー同士のせめぎ合いの様相
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メーカー内で、それぞれの剤型を色分けする必要がありつつも、、、

剤型ごとにユーザーがイメージする色もあり、その主導権争いもあり、、、
 

 

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