2006/10/02

こどもマーケティング(1)

子供の気持ちは難しいー。

そうそう、子供に良かれと思ってみせるビデオも難しいものである。

ディズニーの幼児向け映画もなにか違和感があるし(子供のほうでなく私がね)、ジブリものも子供の反応は予想とは違うし。

例えば、ナウシカやラピュタは分かりやすいテーマがあるけど、それは幼児は分からないようで、子供の印象としては、ただただドンパチのコワイ映像だったり(子供の個性によるけど)、トトロをみせても「真っ黒クロスケ」の登場シーンで怖がったり(メイちゃんへのシンクロ度合いと、その時の音の大きさのせいだと思うが)、トトロ登場シーンが怖くて怖くて震えてしまったり(うちの子が3歳のときね)。

成長度合いによって感じ方が大きく違うみたいで、成長度合いは個人差が大きいし、それまでのその子の経験、親からの情報の質と量も違うので一概には言えないけどね。

うちの子が5歳直前の時に再度トトロをみせたら、反応が違ってました。
真っ黒クロスケ、トトロ登場シーン、ネコバスとか・・・そういうコワサはクリアしたが、今度は「ココ↓」から見たくないらしい。

それは、病院から電報が届くシーンから。
緊迫と悲しさが続くからではないかと思う。その後のカタルシスなんてのは、大人の発想なのかなと。
まず電報が届く→それまでの流れと変わって緊迫感(の演出/音楽が止まるなど)、
そしてサツキが落ち込む、メイが泣く、挙句にメイが迷子に、と。
これらを覚えているので、電報が届くシーンからは頑として「観ない!!!」(笑



子供(乳幼児)の心をつかむのはかなり難しいなと思う今日この頃。

で、ベネッセ、しまじろう、はすごいなと感心するばかりです。

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