2006/10/28

アフィリエイトについて(2)

アフィリエイト広告を載せている個人は、その広告をクリックしてはならないのだけど、
●そのアフィリエイト広告は「気になるもの」が非常に多い!!!

私の場合、ブログに書いた内はがアフィリエイトの逆広告(批判)に近いものだったりする場合もあるんですけどね。

散文的に話題を書いているので、ちょっと関心を持った領域についてのメモをとっているわけで、その領域に精通しているわけもなく・・・
なので、自分が書いたブログに付いてくる「アフィリエイト広告」には気になるものが非常に多いのです。

クリックしたい衝動に駆られます。

#こんな人も実は多いのでは?

2006/10/26

アフィリエイトについて

ココ(私のブログ)にもアフィリエイトがあります。

もしかしたら、多少のお小遣いになるかもなんてことで載せていますが、お小遣いは1円も発生していません(笑

不正?をしようと思えば、微々たるお小遣いは得られるでしょうね。本人が会社とかあちこちからアクセスするとか、仲間同士で結託するとか、、、
後者は、組織ぐるみで悪質なケースもありそうです。

※アフィリエイトを個人サイトに載せる場合は契約というか誓約みたいなのがあり、「広告掲載側となった人は、その個人のアフィリエイト広告をクリックしてはならない」みたいな約束があります。



で、最近「日本アフィリエイト・サービス協会」なるものが設立され、「不正」を監視するとかしないとか。
http://www.j-ask.org/
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITac000019102006



【組織】ぐるみの悪質なケースは、この協会で監視・規制をしてほしいところです。


#が、私が気になるのは、【個人】の方です。
●お小遣い欲しさに「誇大広告する」、下手すると「誇大でなく嘘をつく」というケースが出てくることです。
●「嘘をつく」つもりがない場合もあるので、問題は深刻です。
●「衆愚」が増えることに繋がるわけです。そしてネットには本当に正しい情報が少なくなっていくということに・・・

2006/10/25

診療圏

商圏分析の手法としてのハフモデルってのを、もっと他に応用できないものだろうか。
やっぱり適正なλ値ってのをどう決めるかが問題になるのだろうけど・・・



例えば、病院の診療圏に使えないだろうか。
商業施設以上に居住地からの距離が重要だしね。ただ、病床数(入院)となるとキャパがあるので、需要と供給のバランスがすぐに崩れてしまうなーー。
でも、なかなか使えそうな気がします。商業施設だと、膨大な商品を扱うのに、それを最寄品・買回り品に2分したりせざるをえないのだろうけど、病院なら診療科目で分けても言い訳で、、、

産科・婦人科、小児科なんてのは特に使えそうだね。だって居住地からの距離が最も影響度が高いしね。
あ、でも距離には工夫が必要だな。直線距離より時間距離なんてのは当然だけど、心理的距離ってのが大きいでしょうね。心理的というより自治体単位内と割り切るのもいいかも。
病院の場合、なかなか隣りの市区町村には行かないものです。都道府県越境はもっとないだろうね。
産婦人科、小児科の場合は特に自治体からの補助とかもあるのでね。
上り下り=都市部への方向もあるかな。「下り」は「田舎だと医療レベルダウンに見える?/逆に車で行きやすい?」とか、「上り」だと「高度医療が受けられるイメージ?/実家の方向?地元イメージ?」などなど。
ま、大した影響度のない変数かな。

2006/10/22

商業施設のターゲット設定はかなり難しいなと

お台場のビーナスフォートは、企画段階でのコンセプトはかなりはっきりしていたと思う。
詳しくは分からないのだけど、ビーナスフォートは「カップル」ないし「10代・20代女性」向けだったはず。
今もコンセプトは変わっていないのかな?

ちょっと気になるのは、オープンして1年くらいのときだったか、テナントが結構入れ替わり始めていたこと。ターゲット自体が変わったのか、ターゲット集客力の弱いテナントが弾かれたのか・・・

豊洲のららぽーとも、現状ではドミナントが少ないので、同じような状況にはなるのだろうなと。当時とは、景気も人口も商業集積も全く違うし施設規模も違うので、一概には言えないのだけど・・・
ただ、居住者はまだ少ないけども、就業者ドミナントも計算に入れれば、ウィークデイもやっていけるのかもしれません。ランチにアフターファイブにオフィスコンビニなどなど。

休日モードで分かること・・・

休みの時・余裕のある時にしか感じないことなんだろうな。
どうでもいいことですが、、、
#以下は個人的な感想です。この情報には何の確証もありませんし、責任を持てませんので、聞き流してください。お願いします。

まず、、、
ハーゲンダッツってこんなにまずかったっけ?ということ。甘すぎます。スーパープレミアムアイスクリームを納得させるためにそうしてるの?と。甘さ(グラニュー糖?)を増しすぎでないかと。サントリーはいかんなと(笑
あ、モルツは認めますけどね。でも、モルト系の扱いが非常に気になります、本当に。まずくするなよ!!!と。

それと、、、
豊洲と川崎で大きく違っていたもの。
それは「お犬様」の値段。
こういうことはあまり言いたくないけど、両者には5万円ほどの差がありました。(前者の方が高かったです)
そうそう、後者にも文句あり! 駐車場からエレベーターで移動する時、全く何の案内もなく、店舗内に入ることが出来ませんでした。店内までの道筋くらい書いとけよなーーー!と。エレベータ内にも何もなく、どのフロアが繋がっているかも分からず・・・ひどいなーと。

2006/10/21

ららぽーととラゾーナ

「豊洲のららぽーと」と「川崎のラゾーナ」に2日つづけて行ってきました。どちらも午前中?13時過ぎくらいまでという短い時間でしたので、またまた行きたいなと思いました。どちらも悪くないです!という印象です。

とりあえず第一印象ですが、
○川崎の方が血が通ってるかなと感じました。
私の現ライフステージに拠るところも大きいでしょうが・・・
川崎の方は、現状でも「商圏内に住んでいる人/ターミナル駅に集う人」をターゲットとしているからでしょう。一方、豊洲は発展途上で、集客層が定まってないからでしょうね。計画の第一段階というところかな?


もうちょいと比較をすると、、、
(文科系施設、アミューズメント系施設は見る時間もなかったのでちょっと置いておきますね。キッザニアは覗きもしなかったし・・・)

●専門店
これはどっちも同じような感じかな。
※細かく見る時間はなかったので、同じようなテナント構成だなとしか感じませんでした)

●核テナント
・川崎はアカチャンホンポ/ビックカメラ/ダイソーがありましたね。まず、これが特徴的かも。
・豊洲は東急ハンズ/インザルーム/アクタスなど。川崎はユニディ/ロフト。これも特徴的ですね。DIY/HCであり、リフォームも請け負うハンズとユニディ(ユニディは三井不動産系だっけ?)。雑貨販売については、前者は定価販売をベースにしていて、後者は量販的でありガーデニング系も強い、と。

●客層
豊洲は2Fモールが「ファミリー」としてあって、床もラバーになっていて良かったのですが、ファミリーはまだ少なかったです。お昼になって、近隣オフィスからのサラリーマン客が増えました。
川崎は、午前中からファミリーというか子連れが多かったですね。で、ターミナルの割りにサラリーマンはいなかったです。(サラリーマンは近寄りがたいのかも)

●料飲・飲食
面白いな・いいなと思ったのは、豊洲のフードサーカス。これもフードコート?なのだろうけどもカフェテリア形式?で、入り口で並ばなければならない。
郊外型SCのフードコートは、どこも主婦層の「場所取り(オーダー前に席を取るだけという、近年慣例化している悪しき行い)」が横行しており、それを排除できるとても良いシステムだなと。
※あ!「主婦層」を悪者にしてるな>私。違いますね。
※グループ行動してる時や、夫がいる時、ジジババが同行してる時、が一番問題ありな感じかな。子連れ同士は非常に紳士的であると思います。
※「紳士的」…あれ、どうしてこういう表現しかないのかなーー

●空間設計?
何ていうのか知りませんが、豊洲はオープンスペースの見せ方が、開発途上なのに!(開発途上なので!)上手かったです。
くの字型のモールになっているのですが、その施設全体のセンター(求心点)が外(施設外)の『真っ白な公園+海』になっていました。

2006/10/18

つづき・・・アイディアレベル(メモ)

あっそうか、じゃあ順番を変えればいいんだ。
いけそうになってからハードのスポンサーを付けていくという発想でね。
なので、こんなのはどうでしょう?


===
●ネットリサーチモニターを利用
●使いやすい画期的?な「家計簿ソフト」的なものをモニターに無償で配布する
●モニターはそのソフトを利用することで、逆にお小遣いが貰える、という形にする

※まずは、ソフト開発のためにもソフトの利用評価を取り、開発にフィードバック。ユーザーが使いやすいソフトを開発していく(開発支援していく)
#ま、当初は少数モニターで限定的に行くとか有効データだけをピックアップして使うのかな。で、そのデータで営業して当たりを付けるんだろうな(事業性が全く読めないし


軌道に乗りそうなら、この機能を逆に家電メーカーに売る!なんてのもありか?
そして、バーコードリーダー付家電を作ってもらう、という感じかなぁーー。

うーーむ、遠いなぁーーー。が、まずはメモメモ!

2006/10/17

消費者パネルのアイディア?

消費者がどんな商品を購入しているかを掴むのはとっても難しい。耐久消費財なら、下手すりゃ家計調査だって普及率は分かるわけだし、ある程度は購入ブランド(シェア)だって掴めるだろう。
問題は、最寄品の購入実態だ。食品やトイレタリーなどだと年間にどれくらい買われているかも掴みにくいし、どのブランドをどれくらい買ったか、どのブランドの継続購入が多いか、などはなかなか分からない。

なので、インテージの消費者パネルデータが有効だったりするわけだが・・・


で、こんなのはどうでしょう?

===
●冷蔵庫にバーコードリーダーを付けて、食料品を中心とした商品購入実態を把握する
●洗濯機にバーコードリーダーを付けて、トイレタリー商品・化粧品などの商品購入実態を把握する

#要は、台所と洗面所という最寄品の多くがストックされる場所であることが重要
#で、将来的にはPLC(電力線通信)が機能すれば、即時性の高い消費者パネルデータが得られるようになると。
===

でも、こんなことにメーカーも消費者も協力するんだろうか・・・

では、こんなのは?

===
●家電製品に「在庫管理機能」(ソフト?)を付加する
※この機能(ソフト)がモニターデータ蓄積の装置!
※ごくごく簡単なものにすることが重要。(家電メーカーが考えると複雑怪奇なものになりやすいので・・・)

#家電メーカーも、情報家電の普及ネタがほしいはず
#PLCフルオープンは遠いので、家電製品からLANでPCにデータ転送。PCからデータセンターへ!みたいなのは遠くない将来にありえるよなぁ

消費者利益の観点(消費者からの協力を得るため)では、
・「在庫管理機能付」家電の本体価格を下げる(調査協力にサインしてくれればキャッシュバックするとか)
・「在庫管理機能」の利用にあわせて調査協力謝礼をバックする

(モニターデータが企業に売れるといことが前提だけど)どうでしょう?
===

こんなアイディアレベルでは家電メーカーは乗ってこないだろうなぁーーー。
モニターデータが企業に売れるかどうかという肝(事業性の検討)が難しそうだ(笑

2006/10/16

コージェネ?発想で

クルマの屋根にソーラーパネルを付けて電力発電。走行中にその電力を自動車に利用するのは当然として、クルマに乗らない日はその電力を電力会社?に売れないものか・・・(笑

そうそうガソリンスタンド(将来は電気スタンド?)に給油に行く時に、逆に余剰分の電力を少々売るとかね。
スタンドは商売上がったり!になるかな?
いや、乗用車くらいでは余剰電力は殆どないな。余剰が出るくらいなら「電気スタンド」は成り立たないしね。ま、お天気の良い日にスタンドに洗車にでも来てもらって洗車割引程度でもいいんでないかな(笑

乗用車でなくバスなら天井も広いので、バス会社が何かしてみるとかね。電鉄会社と同系列なら駅の屋根にソーラーパネルってのもありだね。(全く元が取れないだろうけど、エコ企業に見えるぢゃん!>笑)

電力消費は一般家庭よりも工場の方が多いので、工場に勤める人たちの通勤用のクルマから電力をもらってもいいかもね(笑

※省電力型の製品を普及させた方がずっと効率が良さそうです

#全く商売ネタにもならない話しでしたね
#季節外れの夏休みモードということでご容赦を

2006/10/15

あぁ夏休み&ネット情報の確度

14日から 22日まで、ようやく夏休みです(笑
この休みの期間に、豊洲と川崎には行ってみたいなと思う。先週も行ったけど港北IKEAにも再度行きたいなと。
まずは豊洲のららぽーとだな。

ららぽーとと言えば船橋だったので、あれだけの巨大SCだと商圏がかぶると思うんだけどなぁと。
三井不動産(だったかな)は船橋と豊洲の2つをどう成り立たせるのかなと興味ありです。

豊洲の方は、船橋の時とちょっと違って、広域商圏を大前提としていないのかな?
近隣というか隣接でアッパー層居住エリアを同時に企画しているようなので、手堅いドミナントがあるからねー。でも、広域商圏ではあるので、船橋にマイナス影響が出ると思うのだけど・・・

船橋の方は、当初そごうとダイエーを核にしたモールで展開して、その2つの核が上手くいかず、会員制半セルフの大型SMが入ったり・・・
カルフールとかIKEAもららぽーとだっけ?  ん、幕張だっけ?


#ブログってのは気軽に書けてしまうけど、いかんよなぁー。情報未確認のまま、だらだらと書いてしまってます。
#数年前から、「ネット検索して正しい情報に当たらない/個人ブログとか2ちゃんに行き着くので信頼できない」と腹を立てていたはずなのに、同じことを自分もしています。反省、、、

2006/10/14

中小企業だと自覚すること!

マーケティングに関連する企業ってのは、それが零細でも個人企業でも、
クライアントだけは立派(大きい会社)だったりするわけです。

零細企業にいた時のことだけど、銀行さんやら会計事務所さんやらは結構驚くようです。

で、マーケティング関連に勤める人はここいらを勘違いしてしまう傾向があるように思う。特に経営者層がそうかも。クライアントに合わせてではなけど、会社を大きくしたいという気持ちが出てくるみたいな。
人があまり介在しない装置系などを皆で色々考えるのはいいと思うんだけど、組織を細かな機能で分割するのはちょっと嫌だな!と思う今日この頃です。

歯車としてのこなしや、稼ぎ優先(売上やら利益やら)の仕事は、6割多くても8割に留めたいな。

2006/10/13

ハフモデルで遊んでみたいこと

2006/08/05「ハフモデルって何だっけ?」
http://hyonhyon.blogspot.com/2006_08_05_hyonhyon_archive.html

に書いた内容はかなり違っているようです(笑
特に、理論的背景で、
「お互いの距離の3乗が、吸引力の2乗に比例する(落ち着く?)」は大間違いでした。
モデル式は・・・・・・関心のある方はネットで検索してみてください。

で、本題。ちょっと遊びで試したかったことを。


===
商品やユーザーのマップ(マッピングデータ)をハフモデルにかける!です。

コレスポンデンスや数量化?類の2次元マップが一番連想しやすいかな。
商品とユーザーの同一マッピングデータからハフモデルのような手法が可能ではないかと。

●メッシュ人口はプロットされたサンプルをカウントするだけだし、
●距離は絶対尺度でないけどプロット図を測ればいいし、
(距離尺度さえあれば、3次元でも4次元でもいけるかな?)
●施設規模(売り場面積)の代わりに、カテゴリー(商品とか)の市場規模とかでもいけそうかな?
と。

ま、コレスポンデンスや数量化?類などで求められたマップが正しいかどうかってのは、実際の地図と違って永遠のテーマだろうけど・・・


#λ値はいったいどうなるんだか・・・

2006/10/05

マーケティングは、参入障壁が低いようです

こどもマーケティング(2)にも書いたように、マーケティングは誰にでも出来てしまうようです(笑
マーケティングの中でもリサーチはその最たるもので、データを取るだけなら、簡単に誰でもできてしまいます。意見も採取できるし数値も取れます、比較的簡単に。

なので、参入障壁はかなり低いようで、近年ではネットリサーチが市民権を得るまでになりました。

古いタイプのマーケティングリサーチ業も含めて、
対象者リクルートがしっかり出来るだとか、結局は調査員を抱えてしっかりしたサンプリングが出来るだとか、簡単に継続的に均一なモニターデータが得られるとか、早く安くデーや収集が出来るだとか、、、精度の問題???
そっち(ってどっちだ?)の方が求められることが多いし、そっちの方が売上が上がるという構造になっているんでしょう。
要はメーカーと同じく、規模を維持するには装置産業である必要があるのかな・・・やだなぁー

#どの業界も一緒かな。参入障壁は思いのほか低くて、、、例えばファストフードやファミレスが流行りだした頃は、食品メーカーが挙って参入したしね。遠い業界に見えても持っている企業資産で全く違うことが出来ることも少なくないし。

#今私が感じる喪失感は、マーケからクリエイティブ部分が段々と抜けていくような感覚に近いかも。そういう意味で広告業界の方が何かを生む可能性が高いかも(と独り言)

2006/10/04

こどもマーケティング(3)

先日、初めてサンリオピューロランドに行ってきた。
その時気になったことが1つ。オープンスペースにてショウがあったのだけど、その中で英語コミュニケーションをテーマにした内容のものがあり、「英語をしゃべるお友達の○○ちゃんがECCという国に住んでいる」云々の行がありました。

あくまでも個人的感想ですが「あーあ」と。

話しはちょっと逸れますが、つい最近、文部科学大臣になった方が「小学校教育の場において英語の優先順位が高いとは思えない」的な発言がありました。
軽々と方向転換するのはどうかなとは思いますが、基本的な部分は私も賛同します。
最終的に英語くらい話せた方がいいのでしょうが、あくまでもコミュニケーションツールでしかありません。コミュニケーション上、日本人のコンプレックス(英語コンプレックス?外人コンプレックス?白人?)を取り除く意味では遊びの延長で、英語教育があることは歓迎すべきです。
が、国際化=英語ではないし、英語=自己主張でもないし、、、


私としては、英語教育を軽々しく「商売」にすることに抵抗感があるんです。儲かるからやっている、親側が望むからやる、という方針に引っ掛かりがあるんです。


#罵詈雑言になってきましたね。失礼。


ま、軽いノリのまま、「こんなのもあるよ」というレベルなら許せるのですが、これが儲かる商売に育ってくると、挙って色んな業界から参入があって、無意味に加熱したりもするわけです。これにマーケティングが加担することもあったりするのが辛いとこなんです。


ベネッセはというと、ドメインは「教育」なのでしょうが、通販(ダイレクト販売)をベースにしているので、ついつい効率優先の頭が出てきてしまう傾向があるように感じます。(※個人的な印象です)
基本はこどもの知育・教育があるのだと思うのですが、企業として儲けていくことを考えると「お母さんが楽できる」という部分にも目が向いてしまうのだと。
(例えば、子供にビデオをみせておいて、その間に家事が出来るというのは非常に有難いことです。心理的にも余裕が出来ますしね。でも、そこが第一義なのかは要検討だと思うのです。)


ベビー‐トドラーを考えた場合、「知育・教育」に優先するものを忘れてしまうとかね。それはまずは「からだの成長」「食育」だったりするはずなのにね。
「教育(勉強)」以前に「成長(経験・実体験の積み重ね)」があるはずなのです。

2006/10/03

こどもマーケティング(2)

子供(トドラーから)を遊ばせておける施設ってのが結構出来てきた。
親にとっては、便利な場所で有難い限りです。

増えてきたのかなと思うのは、
サンリオピューロランドのような大型テーマパークでなく、
SC内の子供服・おもちゃ売り場にサービス(無料)コーナーとして設置した小規模のキッズスペースでもなく、SC内併設のゲームセンターでもなく、
『有料の小規模?中規模アミューズメント施設』ね。
トドラーから遊べるようなボールプールがあったりという施設ね。


イオングループだと、インドアアミューズメント施設の企画・運営をしている会社があったりするので、ジャスコやジャスコを核にしたSCに入っていたりします。

あとは、ベネッセの「しましまタウン」とか。

独立系だと思うけど、自由が丘にある「ゆらりん宝島」とか。
※検索したら閉館になるらしい。志が高すぎて、儲けが伴わなかったのかな?
http://www.lifesupport.co.jp/takarajima/index.html

それと、メディアでも取り上げられたことがある「スキップキッズ」とか。
http://www.skipkids.net/
ここは、マーケティングリサーチのための「こども用インタビュースペース」も持っているらしい。ま、インタビューというよりは子供の観察かな。インタビュー相手は親だね。試みとしては面白いかな。こんな感じらしい↓
http://www.mindshare.co.jp/solution/r_d_sol.html

コメントは、、、今のところありません。

2006/10/02

こどもマーケティング(1)

子供の気持ちは難しいー。

そうそう、子供に良かれと思ってみせるビデオも難しいものである。

ディズニーの幼児向け映画もなにか違和感があるし(子供のほうでなく私がね)、ジブリものも子供の反応は予想とは違うし。

例えば、ナウシカやラピュタは分かりやすいテーマがあるけど、それは幼児は分からないようで、子供の印象としては、ただただドンパチのコワイ映像だったり(子供の個性によるけど)、トトロをみせても「真っ黒クロスケ」の登場シーンで怖がったり(メイちゃんへのシンクロ度合いと、その時の音の大きさのせいだと思うが)、トトロ登場シーンが怖くて怖くて震えてしまったり(うちの子が3歳のときね)。

成長度合いによって感じ方が大きく違うみたいで、成長度合いは個人差が大きいし、それまでのその子の経験、親からの情報の質と量も違うので一概には言えないけどね。

うちの子が5歳直前の時に再度トトロをみせたら、反応が違ってました。
真っ黒クロスケ、トトロ登場シーン、ネコバスとか・・・そういうコワサはクリアしたが、今度は「ココ↓」から見たくないらしい。

それは、病院から電報が届くシーンから。
緊迫と悲しさが続くからではないかと思う。その後のカタルシスなんてのは、大人の発想なのかなと。
まず電報が届く→それまでの流れと変わって緊迫感(の演出/音楽が止まるなど)、
そしてサツキが落ち込む、メイが泣く、挙句にメイが迷子に、と。
これらを覚えているので、電報が届くシーンからは頑として「観ない!!!」(笑



子供(乳幼児)の心をつかむのはかなり難しいなと思う今日この頃。

で、ベネッセ、しまじろう、はすごいなと感心するばかりです。